自己洞察瞑想療法でメンタル不調が改善するってどういうこと?

マインドフルネス瞑想療法士が提供する自己洞察瞑想療法(以下、SIMT)は、毎月1セッション、計10セッション(10ヶ月)をかけてうつ病等の改善支援をするプログラムになっています。


10ヶ月の心理療法と聞くと相当長い期間だなと感じるかもしれません。でも、うつ病や不安障害などで何年も苦しんでいる方もいらっしゃることを考えると、10ヶ月というのは必ずしも長いとは言えないと感じています。


この10ヶ月のトレーニングを通じて、クライエントさんがそれまでの生活や習慣を通じて身につけてしまった偏った思考や行動のパターンを修正し、より望ましい行動を選択できる自分を作っていく、というのがSIMTの基本戦略です。


では、マインドフルネスの技法はどのようにここに関わってくるのでしょうか?


マインドフルネスは、自分の内側を俯瞰的に眺め、思考や感情、反応がどのように動くかをチェックする練習です。これを繰り返し練習していくと、自己チェックが瞬時に発動するようになっていきます。それができるようになれば、偏った思考や行動のパターンが起こったその瞬間に気づいて、ストップできるようになっていくのです。そして、次の行動を自分で「選択」できるようになってくる。これが10ヶ月のトレーニングの目標です。


こう書くと簡単なように思いますが、身についた習慣的な思考や行動を修正するのには、実際は相当なエネルギーや時間がかかります。特に重いメンタル不調の場合、脳の活動やエネルギーが低下してしまっているので、まずは生活習慣を整えるといった負荷の少ないところからはじめて、瞑想も無理をせず気長に取り組んでいくことが大切になってきます。「焦らず気長に、でもあきらめず」という姿勢です。


SIMTの10ヶ月セッションに関心をお持ちの方は、開発者の大田健次郎氏が執筆した次の書籍をご覧いただくとよろしいかと思います。


『うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」』

大田 健次郎著、佼成出版社(税込価格 2,160円) 



また、Mindful Ways Japan では主に東京都内を中心に、SIMTの体験会や個人・グループセッションを提供しています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。


Mindful Ways Japan ホームページ


KAZUHIRO HORII Website

マインドフルネス瞑想療法士が、こころに移りゆくよしなしごとを日々書きつけていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000